【松ぼっくり】個別支援計画について
2024年3月7日
個別支援計画の個別面談を行っています。
1年間、個別支援計画にそってプログラムを考え取り組んできました。
年度の終わりになり、月に1~2回の利用日数ですが、お子さんたちの1年間の取り組みの成長が多く見られ、力になっていることを嬉しく思っています。
今回は個別支援計画の取り組みの様子を紹介します!!
★自分で出来る部分を自分で取り組めるよう、また、家庭生活でも家族の一員として役割を担えるよう、お手伝いの取り組みを行っているお子さんたちがいます。
テーブルを拭くため布巾を絞る練習をしたり、クイックルワイパーの扱い方を経験したり、窓や床やテーブルを端から端まで拭くなどを行っています。
手添えで動作を知らせたり、スタートとゴールを視覚的に伝えるなどの方法で、それぞれのお子さんたちにとってわかりやすい方法で伝えています。
★余暇支援では、本人の興味関心のあるものは何か話し合い、ルールの中で選択肢を伝えその中から自己決定し余暇が充実すること、また一人で余暇を過ごせる方法を多く持てるよう様々な経験を重ねることなどに取り組んでいます。段ボールやビーズ、絵の具などの素材や、はさみやテープ、スポイトや筆などの道具を扱い作品を作成しています。お子さんによっては2か月、半期かけて作品を作っています。大作ですよ✨✨
★お子さんによっては、さまざまな体の使い方を経験することなどを目標に、ボールや縄跳びを使ったあそびや、相手を意識したり力のコントロールなどを意識した運動(キャッチボールなど)、ダンスなどに取り組んでいます。ボールを床に落としてキャッチすることから始めてドリブルができるようになったり、風船とラケットを使って相手とラリーを続けることができるなどの成長が見られています。
★お子さんの中にはゲームなどを通して、ルールを守って取り組むことや、勝敗がついたときの振る舞い方を一緒に考え実践することを目標にしている方もいます。
また、グループ活動の中で自分の意見の伝え方、人の話の聞き方、話し合うときのマナーについて学ぶことを目標にしているお子さんたちもいます。お友だちや先生と、相談しながらゲームのルールを決めたり、成功するためにはどうしたらいいかを話し合う経験を重ねています。ゲームクリアの目標タイムを設定して、どうしたら目標達成できるかなどお子さんたちから出てきた意見をホワイトボードに書いていき、確認をしてから実践に移るようにしています。ゲーム中に励ましの声をかけたり、アドバイスの声をかけるなどチームワークを感じる場面も多く見られます。
年度の終わりになり、後期の支援計画の振り返りとともに次期に向けて支援計画を作成しております。
お子さんや保護者のニーズを基に支援計画を作成していきたいと思います。